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お酒のお供

お酒を飲みながら読んだら確実に悪酔いします。

孤軍奮闘就活日記!(4月)

集中連載『孤軍奮闘就活日記!』

3月」とこの記事の掲載が遅れたせいでPV数ががくっと落ちたけど自称大人気連載「孤軍奮闘就活日記!」の目次はこちら

 

こんにちは。PV数は気にせずいきましょう。

 

前回の記事にコメントをいただきました。コメント欄でそのお返事をいたしましたのでご覧下さい。

 

さて、遂に4月ですよ。フルーツポンチかフルーツパフェのような3月の就活盛りだくさんライフを過ごしてきた中で、私は2月にバイトを辞めたことを後悔し始めました。意外と就活にもお金がかかるものだったのです。交通費はもちろんのこと*1、お昼ごはんを食べるお金だのなんだのと、知らないうちにお金が飛んでいきました。

そこで4月から、お金の調達のためにアルバイトを始めました。約3年間続けた塾講師とはうってかわって、なんと100円ショップの店員のアルバイトです(なんと、というほどのことではないですね)。

そんなわけで、4月2日に初出勤。行ってみてビックリ、オバサンしかいないじゃん!その後、20代前半のフリーターが2人いることを知ったわけですが、それでも学生仲間がいないというのはなかなか寂しいものです。

 

続いて4月5日は年度初めの学科ガイダンスに出席。内容は「単位を取り終えても卒業できるかどうかは3月の卒業認定会議までは分からんよ」ということと「進路決まったら進路届を出せよ」ということでした。

「単位を取り終えても」というのには理由がありまして、私の学科は卒論がないので、3年までで卒業要件の単位を取り終えることができるのです(事実、私も3年生で要件単位数を充足しました)。法学部では卒論がないところが非常に多くあります。これは、医師国家試験を受けることが前提とされる医学部に卒論がないのと同じで、法学部には司法試験*2を受ける人が多いからなのです。

ま、私みたいに民間就職をする法学生がいるからおかしなことになっちゃうんですけどね。

 

それはさておき、大学の講義期間が始まっても就活は続いているわけでありまして。この頃はエントリーシートを書きまくっていました。実際に手帳を見返してみると、大手食品メーカーが揃いも揃って10社ほど、それに加えて大手酒造メーカー、大手おもちゃメーカーのエントリーシートの締切日が書かれています。中には2月でチラッと書いた高級洋菓子メーカーの名前もあります。2か月間忘れずに覚えていて、ちゃんと応募していたんですね。律儀者のPenくんです。

……その通り。私は気づかぬうちに遂に大手志向の渦に巻き込まれてしまっていたのでした。この後しばらく大手企業の選考を受けていくことになります。4月のこの血迷いがなければ、もしかするともっと早く就活を終えることができていたのかもしれません。

 

エントリーシートを書く一方で、面接もひとつ受けました。3月の記事で紹介した専門商社です。その記事で、この会社が人生初のエントリー、と書きましたが、面接も人生初ということになりました。以下、覚えている限りの面接の一部始終です。集団面接でしたが、私への質問だけを拾っていきますね。ちなみにこの面接に関しては、はなっからナメてかかっていたので(失礼)、面接の準備などせずに臨みました。

 

面接官「どうぞお掛けください」

私「失礼いたします」

面「本日面接官を務めます人事部の何とかと申します。では、大学・学部学科とお名前をお願いいたします」

私「~大学~学部法学科のPenと申します。よろしくお願いいたします」

面「よろしくお願いします。えー、早速ですが、自己PRをお願いします」

私(マジかよ、やっぱり面接ってのは準備しなきゃダメなんだな。何しゃべろうか。…そうだ。逆にこれはPRしきれない風でいこう。そもそも自己PRって自慢すりゃいいんだろ、自慢すりゃ)

 「えーと、PRさせていただきたい点は数多くあるのですが、ここでは私の英語についてお話したいと思います。まず、小さな頃から父から積極的に英語を教わってきた経緯もあり、英検2級は中学2年の時に取得しました。高校・大学では自分で英語のニュースサイトなどを閲覧して、ニュースクリップを観たりニュース本文を読んだりして能力アップに努めてきました。大学3年のときに英検1級を取得するとともに、TOEICは870点を保持しているところです。以上です」

面「分かりました。ところでPenさんは先月の説明会にスーツを着てきませんでしたね。何か理由はあったのですか?」

私「このような面接にきれいなスーツで臨みたいからです」

面「たとえ説明会のときに汚れてしまったとしても、クリーニングに出せばよいのでは?」

私(これが噂の圧迫面接というやつか?まあいい。いくらでも返してやるわ)

 「クリーニングについては私も考えています。むしろ、この面接が終わったらクリーニングに出そうと思っているほどです。さきほど『面接にきれいなスーツで臨みたい』と言ったこととも矛盾はなく、スーツは着るたびにクリーニングに出すつもりでいます。同様に、もしも私が説明会にスーツを着ていけば、その際にもクリーニングに出さずにはいられません。今後も面接回数を重ねていくことを考えると、それに加えて説明会後にもクリーニングに出してしまっては経済的にも厳しいですし、スーツも傷んでしまうと思います。ですから、説明会には申し訳ありませんがスーツは控えさせていただいたのです」

面「スーツを2着買えばよいのでは?」

私(うるせぇな)

 「私は学費の一部をアルバイト代で負担しています。そのような経緯がありながら、突然スーツを2着買いたいからという理由で両親に頼るわけにはいきません。逆に、これまで学費の一部を支払ってきたことから、私自身の貯金に余裕があるわけでもありません。従って、2着買うことは現実的ではありませんでした」

面「……。以上で面接を終わりますが、何かご質問はありますか」

私(落ちるだろうから自棄になってやる)

「なぜ、説明会にブレザーを着ていってはいけなかったのでしょうか。ネクタイも締め、スラックスに関しても至って質素だったと思うのですが」

面「だって、そんなもの説明会に着ていったらどこの会社でも咎められますよ?」

私「それがなぜなのか知りたいのです」

面「……。リクルートスーツというものがあるわけですから、就職活動をするときには着るものなのです」

私「分かりました。それでは、ビジネススーツでも咎められるということですね?」

面「スーツなら構いません」

私「分かりました。納得はしませんが次の時間の面接があると思いますのでこれ以上の質問は控えます」

面「お疲れさまでした」

私「ありがとうございました」(謎の笑顔で)

 

私とて態度を悪くして面接に臨んだのはこの1回だけですが(もちろんこの会社はここで落ちました)、これ以降の就活に活かすことのできる経験となりました。

まず、説明会とはいっても必ずスーツで臨むこと。そして、面接の準備はしっかりとしていくことです。文字にすると、当たり前すぎてなかなかバカっぽいですね。

実際に、2月の大学生協主催の合同説明会で話を聞いた高級洋菓子メーカーについても、合同説明会にブレザーで臨んだことを面接で指摘されました。未来の就活生たちには是非気をつけてもらいたいものです。

 

4月は他にも盛りだくさんだったのですが、とりあえず今回はここまでにしておきましょう。

次回は「5月」です。

*1:選考が進むにつれて、企業が交通費を払ってくれることもある。

*2:要は法曹三者(裁判官・検察官・弁護士)になるための試験。ただし、現行の制度では学部を出て直接司法試験を受けることはできず、司法試験予備試験に合格するか法科大学院(ロースクール)に行かなくてはならない。いずれにせよ、司法試験を受ける前段階の試験の勉強が必要というわけ。