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お酒のお供

お酒を飲みながら読んだら確実に悪酔いします。

孤軍奮闘就活日記!(5月)

集中連載『孤軍奮闘就活日記!』

短期間更新でPV数挽回を図っている自称大人気連載「孤軍奮闘就活日記!」の目次はこちら

 

こんにちは。

 

4月分までは、いくつかの会社について並行して話を進めることが多かったので、文量も多く更新頻度も低くなりがちでありました。

ここからは、毎月1つの企業に絞って、当月の選考の進行について書いていくことにします。その方が読みやすいし書きやすいからね。

 

さてさて。5月の企業は大手食品メーカーです。カレーで有名なあの企業ですよ。カレー以外で言うと、「ターメリックのパワー」(適度に和訳してください)とか出してますね。もう分かりましたね?

 

5月最初のイベントは、12日に行われたエントリーシート通過者対象の会社説明会でした。午前・午後の2回に参加者を分けた上、東京と大阪の2ヶ所で行われた説明会でしたが、それでも会場には3、400人を下らない人数が集まっていたように覚えています。さすが人気企業ですね。もちろん私はスーツを着ていきました。

ちなみに、エントリーシートを書く段階では深い企業研究は必要ないと思います。どうやらこの企業は合同説明会などにも参加していたようなのですが(これほど大きい企業なら当然だと思いますが私は知りませんでした)、エントリーシート通過後のこの説明会で十分に企業について知ることができます。(これについてはまた触れることになると思います)

 

確か2時間ほどの説明会だったと思いますが、若手社員の話なども含まれていたりして、非常に飽きない内容です。さらに付け加えると、参加している就活生がみんな明るいんですよ。私は3人掛けのテーブルの真ん中に座っていて、両隣が女の子だったのですが(モテモテかよ!)、2人ともニコニコしながら話しかけてきました。片方の女の子に至っては、「一緒に入社できればいいですね!」なんて無邪気な顔で言ってくるものですから、その瞬間にこの企業は第一志望になりましたよ。彼女とはこの1回しか会っていませんが、今頃どうしているんでしょう。ほんっとにかわいかったんだから。この子。

あっ、そうそう。ここでは、「スパイスクッキング」なる商品(商品名そのまま。ググれば出てきます)を2つもらいました。大手の食品メーカーに行くと、こういうのをもらえることが少なくありません。場合によっては、エントリーシートで落ちてもその企業の商品がもらえることもあります(代表例としてはカゴメが有名。私は応募していませんが…)。

 

そしてここからが選考の話。24日に1次選考がありました。例によってグループディスカッションです。1グループ5、6名ずつで話し合うものでした。試験室に入るときに、人事の方に名乗ろうとしたところ、それより早く「あっ、Penくんですね、お待ちしていました」と言われました。恐るべし大企業、応募者多数にも関わらず顔と名前が一致しているとは。

テーマは「海外に日本食を広めるためには」(みたいな感じ)でした。ちなみに、毎年同じようなテーマで来ているみたいですよ。「海外に日本のカレーを広めるためには」とか。

ただ、グループディスカッションというのは「運も実力のうち」の最たる例でございまして、メンバーがよくないとディスカッションの内容もとんでもないことになってしまいます。私のグループでは、序盤で「日本食をそれぞれの国の状況に合わせて値段を下げたり味を変えたりして普及させる」みたいな意見が大勢を占めてしまって、どんどん話がずれていってしまいました。

そこで手遅れになる前に「おいおい、待て待て」と言わんばかりに口を挟んだのが私です。

「初めから各国の土壌に合わせて普及させようとするのは少し違うのでは。例えば日本でタイ料理を食べようとする人は、タイ料理特有のスパイスの香りだったり独特の甘辛さだったりご飯の軽さだったりというものを求めているわけで、使うスパイスの種類を減らして味を穏やかにしたりタイ米ではなく日本米を使用したりしてしまっては意味がないと考えるはず。『海外に普及させる』というのは、『海外の人が当然のように食べることのできる日本食のあり方を確立する』という意味ではなくて『海外の人が"日本食ってああいう料理のことだよね"と分かる状態を作る』ということなのではないか。皆さんの意見を聞きたい」

この瞬間の他のメンバーの顔を見たら、全員私の敵みたいな表情をしていました。あたかも私がグループディスカッションクラッシャー*1であるかのような眼差しで。いや、私は出題意図を確認しようとしただけだからね? そんな目で睨まれる筋合いじゃないんだけど。

その後、話が再び序盤の内容に向かっていったので、私も仕方なくそこに乗っていくことにしました。やれやれ。

唯一の救いは、ディスカッション後のメンバーに対する試験官からのフィードバック。「うまく議論ができてよかったですね。(中略)ちなみに最初の頃にPenさんが指摘した『普及』の意味なんですけど、こちらとしてはPenさんが考えていたような意味で出題しました。ですから、Penさんは間違っていませんよ。グループ全体の考えをまとめるために一歩引いた点は更によかったですね」

へへーん。どやー。

 

で、この波乱万丈グループディスカッションの合否の連絡ですが、翌日にメールでやって来ました。早っ!

結果は1次選考通過。よしよし。2次選考は次週の同じ曜日、31日でした。それまでにA4片面に写真を最低1枚貼って「セルフプロモーションシート」なるものを作成しておけ、とのこと。要は自己PRシートですね。

 

私は「好奇心と探究心の深さ」を自己PR内容にしてみようと思い立ちました。小学校・中学校時代に、年1度開かれる「仙台市児童生徒理科作品展」で計7回受賞したことや、高校時代の柔道部での自己研鑽の様子、大学での専攻内容への関心の高さなどをアピールしてみようかな、と。3日かけて、用紙のレイアウトや話の内容などの構想を立てて、準備は抜かりなくしました。もう、件の商社の面接のようなことは繰り返しません。

 

そして2次選考当日。学生:面接官=3:1で実施されました。他の2人はそれぞれ「物怖じしない性格」「好きなことに懸ける努力を惜しまないこと」をアピールしていたように記憶しています。

各学生の自己PRに与えられた時間は1分間ずつ。タイマーを手渡され、「自分のタイミングでスタートボタンを押して始めてください。1分間は目安なので、多少早く終わっても遅く終わっても構いません」とのことでしたので、私も手元のタイマーを気にしつつうまくまとめました。小学生のころから人前で喋ることには慣れていたので、時間ピッタリに話し終えるのは容易なのです(今回2回目のどや顔)。

自己PRを終えたら面接官からそれぞれ内容について2、3質問され、あとは延々と逆質問*2の時間でした。意外とこういう面接もあるみたいですよ。逆質問をたくさんさせて、企業研究の度合いや企業への関心の高さを測るようです。

私はかなり準備していたので(誇張ではなく、図書館や書店で手に入る限りこの企業に関する書籍を読み漁りました)、いくらでも逆質問は思いつきます。どやぁ(3回目)。

 

2次選考の結果ですか? 翌日に連絡とのことでした。でも、この日の翌日は6月に入ってしまいますので、次回のお楽しみ。

*1:グループディスカッションにおいて、本論と外れたことを言ったり、メンバーの意見を何でもかんでも否定したりして議論を成り立たせなくする人のこと。

*2:学生から面接官への質問のこと。