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お酒のお供

お酒を飲みながら読んだら確実に悪酔いします。

レモンティーが大好きです

Penの日常

レモンティーっておいしいじゃないですか。喫茶店に行くと、8割方の割合でほっとレモンティーを飲みます。更に言うと、今このブログを書いているときもレモンティーが傍らにあります。

今日のレモンティーはすごい逸品ですよ。まずは茶葉の扱いが丁寧。香りを豊かにするために、「フレッシュカット茶葉」をブレンドした上で淹れたてを急速冷却。しかもただの茶葉ではありません。ヌワラエリア茶葉を使用しているのです。そんな本格紅茶に、適度なシュガーとレモン果汁を加えたさわやかな香りは、もう非の打ち所がありません。

まあ、午後の紅茶なんですけどね。

 

読者の皆さんは、レモンティー好きですか? 人によっては苦手という場合もあるかもしれませんね。別に好みは人それぞれでいいと思うんですよ。その信念をしっかりと貫くならば。レモンティーが好きならそのように振る舞うべきですし、レモンティーが苦手なら苦手な顔をするべきなのです。そうしないと、「飲んでくれるかしら…」と期待しているレモンティーちゃんがかわいそうじゃないですか。

そう、そのとおり。「好き」なんて軽々しく言えるものではないのです。これはレモンティーに限ったことではありませんね。ストレートティーにしても、ミルクティーにしても、チャイにしても、…おっと、紅茶だけではなくて…。たとえば好きな肉の種類、好きなティッシュペーパーのブランド、好きな靴紐の結び方、何にしても「好き」という気持ちは大切にしなければなりません。

 

「好きな異性のタイプ」にしても同じです。決して他人に流されて決めるようなものであってはいけませんよ。性格が一人ひとり違うように、「こういう人がいたらス・テ・キ」と思うタイプもそれぞれ違って当然です。

好きなタイプを聞かれて答えるときには、大きく分けて二つのパターンがあります。一つは「外見重視」、他方は「内面重視」です。一般的な傾向として、若い人ほど外見重視に偏りやすく、20代ごろから徐々に内面重視にシフトしていくという印象を持たれている方は多いのではないかと思います。外見ばかりを追い続けていたらいつまでも恋愛ができない、と現実的な思考になっていくというのが実情でしょうか。

たとえば女性に関して言えば、中学に通っていたときは「絶対イケメンと結婚したい!」なんて言っていたのに、大学に入ってからは論調がガラリと変わって「別にイケメンじゃなくてもいいよね。一緒にいて落ち着ける人がいい」と言い出したり。男性でも同様です。高校時代に「俺絶対に新垣結衣ちゃんみたいなかわいい女の子と付き合うから」と恥ずかしげもなく宣言していたかと思ったら、同窓会でガールフレンドの容貌について突っ込まれて「ガッキーみたいな顔は性格悪いやつが多いんだよ。俺の彼女は確かに見た目は微妙かもしれないけど、二人で歩いてると突然俺の手をギューッと握ってきたりして、めっちゃくちゃ可愛いんだって」などと弁解する人は少なくありません。

筆者の私は男性ですから、女性がどんな男性を好きなのかというのはどうしても気になってしまいます。淡い恋心を抱いている女性の好きなタイプなんていうことになったら言うまでもありません。これまでの約22年半の人生でたくさんの女性のタイプを見聞きしてきましたが(どんな人生じゃい)、同年代で特に多いのは「優しい男の人がいいな」「面白い人が好き」「困ったときに面倒くさがらずにちゃんと相談に乗ってくれる人」あたりですかね。これらを単体もしくは組合せで言う場合は全部で7通りあるわけですが、その中でも欲張って「優しくて、困ったら親身に相談に乗ってくれて、時々面白いことを言ってくれる人」と言う人が意外と多かったりします。

 

さて、気になっている女性が好きな男性のタイプを教えてくれたとなったら、そんな男を目指すしかありません。よし、まずは優しさを持たなきゃな。…あれ、俺って優しいんじゃないんだっけ。実際に女の子から「優しい」と言われた経験は2回や3回では収まらないし。よし、この関門はクリアだな。

次は相談に乗ってくれる人、か。相談ねえ…塾の講師のアルバイトをしてたときは、よく生徒から進路の相談を受けたものです。あ、これは別の話? うーむ。でも、中学生の頃ぐらいから、男女問わずやたらと相談を持ちかけられていましたね。女の子方は恋の相談を受けることが多かったっけ。恋の相談をしているうちに、相談相手のことが好きになっちゃうみたいなパターンを夢見てたけど、一度もそういうところから始まった恋愛はなかったなあ。ただ、相談にはいやな顔一つせずに乗ってあげますよ。よし、これもクリア。

最後の課題は面白さね。客観的な情報が必要なので、中学時代の部活引退のときに後輩たちから貰った色紙を見てみましょう。「Pen先輩はいつも面白くて楽しかったです」「部長のPen先輩が笑わせてくれたから、部活を続けてこられました」。…みんないいこと書いてくれるじゃないか。泣かせるねえ。ついでに中学校の卒業アルバムのフリーページ。「Penくんが昼休みに話してた○○のトーク、思い出すだけで笑える」。高校卒業のときに後輩の女の子から貰ったメールにも、そんなことが書いてあったような気が…。ああ、これだ。「Penさんの文化祭ステージ企画の司会、さすがでした。会場の人みんな笑ってました」。塾講師のバイトをやめたときに生徒から貰った色紙には「Pen先生は面白く教えてくれて勉強が嫌じゃなくなりました」。はい、私は面白い人です。クリア。

 

このように三つのハードルを乗り越えた私ですが、だからといってモテるわけではありません。一応、高校までに二人の女の子と付き合ったことがあるのですが、大学に入ってからは不振も不振。遂に一人のガールフレンドさえできないまま卒業するであろう状況です。なぜでしょうか。

それは、女性が自分の好きな男性のタイプを聞かれたときに、真に好きなタイプを話していないからに違いありません。これにも2通りのパターンがあります。

まずは「思ってもいないことを言っている」というパターンです。別に「優しい人」じゃなくても「相談に乗って」くれなくても「面白いことを言って」くれなくてもいいから、とりあえずイケメンCome On状態、とか。確かに優しい人を彼氏にしたいし、困ったときに助けてくれるならそれに越したことはないし、つまらない男よりは面白いほうがいいのだけれど、それは恋人候補にプラスの価値を与えるだけであって、恋人候補を選ぶ基準にはなっていないというわけですね。いい歳をして「私、イケメンならすぐ付き合いたーい」なんて言えないものですから、他人に合わせて大人っぽいことを言ってごまかしているのです。このパターンに当てはまると思ったそこのレディー、今度好きなタイプを聞かれたら、自分が恋人候補を選ぶ基準を話すようにしなさいね。そうしないと私のように傷つく人が大量発生します。

もう一つのパターンは、「言い足りていない」というパターンです。面倒だからとりあえず「優しい」「面白い」「相談に乗ってくれる」のビッグスリーを言っておいたものの、これらは所詮判断基準の2%程度を占めるに過ぎず、むしろ「歌が最高に上手」「口笛がちょっと下手」「理系」「身長は180cm以上」「英語のほかに8ヶ国語の外国語を話せる日本人」「髪色はナチュラルな栗色」「眼鏡厳禁」「スッとした指先」「靴のサイズは27cm以上28cm以下」「声はバリトン、テナーでもバスでもダメ」「プロポーズの言葉がかっこいい」「腕立て伏せを連続で1000回できる」「たけのこの里よりきのこの山派」「ポッキーよりプリッツ派」「ダースよりガーナ派」「逆立ちをしてダンスができる」「弁護士の知り合いがいる」「医者の知り合いがいる」「トランプ米大統領に資金提供をしたことがある」「紅茶のチョイスはレモンティーだけ」という20項目の方に約98%の比重をかけている、というような女性はその代表例ですね。このパターンに少しでも当てはまると思ったそこのギャル、今度好きなタイプを聞かれたら、「たぶんここにいる人は該当しないタイプ」とだけ言っておきなさい。そうすればお互い面倒くさくないから。

 

そんなこんなでなかなか難しいのが恋愛です。

そうそう、冒頭で紹介したヌワラエリア茶葉ですが、調べてみたらストレートティーが適した飲み方なんだとか。30年目の午後の紅茶であってもストレートティーではなくわざわざレモンティーにしてしまったところから考えても、何かと何かをマッチさせるというのは恋愛でも紅茶でもそう簡単なものではないということなのかもしれませんね。